群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が墜落した事故で昨年8月に亡くなった岡朗大(あきひろ)さん(当時38)の名前を冠したスキー大会「岡朗大メモリアルレース」が2日、草津温泉スキー場(群馬県草津町)で開かれた。地域の子どもたちや県内外から集まった岡さんの友人ら約90人が参加。それぞれが岡さんへの思いを胸に滑走した。

 草津で育ち、消防職員の傍ら国体選手だった岡さんが愛したスキーへの思いを引き継ごうと、友人たちが企画した。レース前には妻優希さん(34)と長男大陽(たいよう)くん(4)が滑走。長女心陽(こはる)ちゃん(2)も優希さんに抱っこされて登場した。大陽くんは岡さんの親友の指導で習得したばかりのターンも披露し、ゴールで拍手に迎えられた。

 自身も元国体選手で、スキーを通じて岡さんと知り合った優希さんは「こんなにも多くの人が集まってくれ、スキーを通じてたくさんの仲間に出会えたことに感謝したい。子どもたちには、これからもスキーを好きでいてほしい」。