床の上でできるカーリング「パックカール」の大会が23日、山形市の金井コミュニティセンターであった。氷上でストーンを投じる代わりに、床に敷いたマットの上で木製パックをパークゴルフのクラブで打って滑らせる山形生まれのゲーム。6メートル離れた的の中心に、どれだけパックを寄せられるかを競う。

 パークゴルフに取り組んでいた金井地区の阿部浩三郎さん(75)が「冬場も楽しめる競技を」と2012年に始めた。ホームセンターで購入したカーペットにスプレーで丸い的を描いて専用マットに。パックはベニヤ板とメラミン板をビスで留めて作った特製だ。専用リンクが必要なカーリングに比べ、手軽にできる。地区の小学校の授業でも採用され、尾花沢市などにも広がっているという。

 この日は30~80代と幅広い年代の16組約60人が参加。作戦を立てて「右をはじこう」などと声を掛けて、カーリングさながらの頭脳戦を繰り広げていた。