大相撲初場所で初優勝した関脇玉鷲関(34)=モンゴル出身=と、師匠の片男波親方(47)=元関脇玉春日、愛媛県西予市野村町出身=が18日、西日本豪雨で被災した同市の仮設住宅を訪れ、被災者を慰問した。

 2人は西予市宇和町や野村町の仮設住宅で、被災者たちと交流した。玉鷲関は気さくにサインや記念写真に応じ、「優勝したのはみなさんの応援のおかげです」とあいさつした。仮設住宅で暮らす60代の女性は「やさしかった。サインをもらってうれしかった」と喜んだ。

 玉鷲関は取材に対し、「私が頑張ることで、(被災者を)勇気づけたい」と語った。片男波親方は集まった人たちに「寒いから風邪をひかないように」と声をかけていた。

 野村町は相撲が盛んで、火よけの奉納相撲として江戸時代に始まったとされる乙亥(おとい)大相撲が毎年開かれている。玉鷲関は過去に赤ちゃんの健やかな成長を祈る稚児土俵入りに参加。男児を抱いて、土俵入りを披露したことがある。(佐藤英法)