(8日、フィギュアスケート・四大陸選手権女子フリー)

 女子フリーの演技後の取材エリアでも、坂本花織(シスメックス)の悔し涙は止まらなかった。「4位って出て、『えーっ、どうなの?』って。何点出たら勝てるとかを考えてしまった……」

 SP2位から、男女通じて大会史上初の2連覇をめざした。しかし、この日の午前の公式練習ではミスを連発。「緊張もあって、前の日の夜にあまり寝付けなかった。(前日のSPの)疲れを残してしまった」。悪いイメージを払拭(ふっしょく)できないまま本番を迎えて、予定していた2回転半からの3連続ジャンプが1回転半の単独ジャンプになるなど精彩を欠いた。「なんかミスした自分がバカだなって。めっちゃ悔しかった」と肩を落とした。

 ただ、3月には世界選手権(さいたま市)が控える。「笑顔で終われるようにしたい」。全日本女王のプライドを胸に突き進む。