(8日、フィギュアスケート・四大陸選手権女子フリー)

 前日の女子ショートプログラム(SP)でジャンプのミスが出て8位と出遅れた三原舞依(シスメックス)。「ノーミスで完璧な演技をします」と宣言して臨んだフリーだった。

 冒頭の連続ジャンプで回転不足を取られた以外は大きなミスなくまとめた。フリーだけを見れば、紀平梨花(関大ク)に続く2位で、ルール改正後の自己ベストを更新した。

 その裏には普段はとても厳しい中野園子コーチの優しい言葉があった。SP直後に「明日、頑張ろう」と言われ、滑走順が決まると「フリーでしっかり挽回(ばんかい)しよう」と声をかけられた。三原は「10年以上教えて頂いてて、すごく自分の中に(言葉が)入ってきた。恩返しがしたかった」。

 3年連続の表彰台となる総合3位。「私も(表彰)台が見えていなかった。ここまで来るとは思わなかった」と中野コーチを驚かせたほどの演技だった。