7日まで新潟県内で開かれた第56回全国中学校スキー大会で話題になったものがある。会場となった十日町市の吉田クロスカントリー競技場の、雪像で造られた屋外の特設表彰台。国宝に指定されている縄文時代の火焰(かえん)型土器、市特産の着物、新潟県の鳥のトキをあしらった大作だ。

 横15メートル、高さ4メートル、奥行き6メートル。「十日町雪まつり」の雪像コンテストで入賞経験がある同市の「本町1丁目町内会」有志が、近くの市立吉田中学校の屋根雪を使って2日がかりで制作。大会中は融雪対策などで毎夕、有志が雪像を修復した。競技終了後には、表彰台で記念撮影する各県選手団や役員らが殺到した。

 6日の男子5キロフリーを制した長野県飯山市立城北中3年の小笠原舜君は「こんな立派な舞台で表彰を受けられて特別にうれしい」と話していた。