第56回全国中学校スキー大会は6日、十日町市と南魚沼市でノルディック複合があり、上越教育大付属中2年の山崎叶太郎君が、後半の距離で逆転して今大会県勢初の優勝を飾った。同競技の県勢の優勝は2011年以来。このほか、妙高市立妙高中2年の山川伶欧君が7位に入賞した。

 山崎君は午前のジャンプでK点の55メートルを記録。2・5キロコースを2周する後半の距離は52人中、トップと1分2秒差の7位でスタートした。「近くにいた他県の速い先輩を目安にして走った」と、1周目で2番手に。「上り坂で前へ出て、下り坂で一気に離す作戦通りだった」と振り返った。

 前日の純ジャンプは17位。この日は「上半身に力が入りすぎていた。踏み切りなど下半身に力や意識を集中させて、上半身の力を抜こう」と自ら修正し、「行けるぞ」と自分自身に暗示をかけた。だが「せいぜい2位かな」と優勝は意識していなかったという。「スキーがよく滑り、のびのびと走れた」とコーチらへの感謝も忘れなかった。