全国中学校スケート大会は5日、長野・ビッグハットでフィギュア女子フリーがあり、選手と俳優の二刀流を続ける本田望結(みゆ、14)=大阪・関大中2年=は87・85点で9位となり、合計141・09点で総合9位だった。昨年の14位を上回ったものの目標だった8位入賞を逃し、「この1年積み重ねてきたものが出なかった。来年は、強くなって帰ってきたねと言われるように頑張りたい」と涙した。

 前日のショートプログラムは53・24点で7位。フリーでは冒頭の3回転ルッツジャンプをミスするなど技術点は12位の42・45点にとどまり、順位を落とした。「全くいい演技ができなかった。うまくいかない。なんでだろう。頭では切り替えていたけど、自分の気持ちに足がついてこなかった」。ただ、俳優らしく表情や手先まで意識した演技を披露し、表現力などを評価する演技構成点は5位の46・40点と健闘した。

 2016年世界ジュニア選手権女王の姉、真凜(17)=JAL=は2年前の中学3年のとき、この大会で優勝した。望結は「スケートに対する気持ちは強くなってきている。来年は堂々と表彰台に上りたいと言えるようになって帰ってきたい」と前を向いた。(浅野有美)