群馬県高崎市に本拠を置く女子ソフトボールの強豪2チームの選手たちが29日、市立下室田小学校の体育授業でボール投げの基礎を教えた。小中学生を対象にした全国体力調査で「投げる力」の低下が言われて久しいが、ちょっとした指導で子どもたちの記録は大きく伸びた。

 シーズン中は好敵手として戦うビックカメラと太陽誘電の選手6人は、息もぴったりにお手本を披露。「体全体を使って、腕はまっすぐに」「校舎の屋上めがけて投げてみて」。最初は18メートルだった子も、終わってみれば26メートルも投げられるようになった。

 両チームは高崎市が掲げる「ソフトボールの街」の象徴的存在。授業での指導は初めてで、子どもたちとのやり取りの中では「自分の好きなことを見つけ、目標を持って頑張って」などと伝えていた。(日高敏景)