27日に千秋楽を迎えた大相撲初場所で、秋田県北秋田市出身の元関脇・豪風関(39)=本名・成田旭(あきら)=が引退した。これで県内出身の関取(十両以上の力士)は約16年ぶりに不在に。次の「おらほの関取」が誕生するのはいつの日になるのか。

 押尾川(おしおがわ)親方として、後進を指導することになった豪風関。23日の引退会見で「心残りは、幕内で秋田出身の力士同士の対戦がなかったこと。秋田の相撲を盛り上げたかったので、さみしい思いがある」と話し、今後は「秋田で強い力士を見つけて育てたい」と語った。

 そんな郷土の偉大な関取を追いかける力士は、初場所の時点で9人いる。このうち、三段目の華王錦(かおうにしき、40)=本名・村田武志、美郷町出身=は2011年7月の名古屋場所で十両に昇進し、同年9月の秋場所まで2場所務めた。だが、その後はけがで関取の座を失っている。