プロレスの興行場所として全国的に知られ、九州最大級のボウリング場でもある「博多スターレーン」(福岡市博多区)が3月末で営業を終了することがわかった。開業から46年がたってビルが老朽化したため。今後は建て替えを含めた再開発が進む見通しだ。

 博多スターレーンは1972年11月に開業した。JR博多駅の筑紫口近くにある地下2階、地上9階のビルに入る。計84レーンを持つボウリング場やビリヤード場、レストラン、貸し会議室を備える。

 併設するホールでは、プロレス興行が多く行われてきた。格闘技ファンの間では「プロレスの聖地」の後楽園ホール(東京)に対し、「西の聖地」とも呼ばれていたという。

 施設運営会社やビル所有会社によると、ビルは老朽化のため耐震補強が必要だったが、工事を断念した。運営会社とビル所有会社の契約期間が終了するのに伴い、営業を終えることになった。営業最終日の3月31日はプロレス興行を予定しているという。ビルの今後については未定だが、建て替えなど再開発を検討していく見通しだ。

 JR博多駅周辺を巡っては福岡市が今月、容積率や高さ制限の緩和を検討していると発表。JR九州が博多駅ビルの拡張を検討するなど、再開発の動きにも注目が集まっている。(田幸香純)