(20日、大相撲初場所8日目)

 白鵬は取組後、間もなく退位される天皇陛下を見て「寂しい気持ちがした。平成に育ててもらいましたから」。9年前の名古屋場所。野球賭博など角界の不祥事の余波で優勝しても賜杯(しはい)の表彰がなかったが、後日、陛下のねぎらいと祝意を伝える侍従長の書簡が日本相撲協会に届いた。「あの手紙があるからこそ頑張る気持ちになった」。土俵では巨漢の碧山を下手出し投げ。横綱昇進後、陛下が観戦した日は無敗だ。