天皇、皇后両陛下は20日、東京都墨田区の国技館で、大相撲初場所を観戦した。両陛下は貴賓席で時折身を乗り出しながら観戦し、白熱した取組に拍手を送っていた。天皇陛下は4月末に退位するため、両陛下の在位中の大相撲観戦は最後となる見通し。

 説明役を務めた日本相撲協会の八角理事長によると、今場所に引退した稀勢の里の話題になり、両陛下から「今後、稀勢の里はどうするんですか。お元気ですか」と質問があったという。皇后さまは休場した力士らのけがの具合を心配していたという。天皇陛下は帰り際、「今日は良い相撲をありがとう」と話していたという。(緒方雄大)