AFCのカンファレンス・チャンピオンシップ(CC)が、現地20日(日本時間21日)に行われる。対戦カードは、第1シードのカンザスシティ・チーフス対第2シードのニューイングランド・ペイトリオッツ。huluではディビジョナル・プレイオフ(DP)に続き、“最強”の実況・解説陣がNFLの醍醐味を熱くお届けする。

 両チームはレギュラーシーズン第6週に対戦。激しい点取り合戦の末、ホームのペイトリオッツが43対40で勝利した。ペイトリオッツは今季、ホームではプレイオフも含めて9戦全勝と無類の強さを誇った。しかし、CCは、第1シードであるチーフスの本拠地アローヘッド・スタジアムで行われる。チーフスもホームではプレイオフ含めて8勝1敗と地元が大得意だ。

 第6週の結果から考えると、乱打戦の展開になると思える。チーフスのレギュラーシーズン1試合平均得点はNFL1位、ペイトリオッツも同4位だ。チーフスの攻撃陣をけん引するは、QBパトリック・マホームズ。2年目の23歳は、レギュラーシーズンで、リーグ史上3人目となるパス5,000ヤード、50TDを記録したスター候補生。対するペイトリオッツは、41歳のベテランQBトム・ブレイディがポストシーズンにおける勝利数(28)、パス獲得ヤード(10,569)、TD数(72)でNFL歴代トップを誇る稀代のスーパースーターQBだ。攻撃では、新旧スターQB対決に注目したい。

 攻撃では甲乙つけがたく、勝負の鍵を握るのはディフェンスとなるだろう。レギュラーシーズンのチーフス守備陣は、NFL31位。パス守備が同31位、ラン守備でも同27位と脆弱さを見せる。しかし、インディアナポリス・コルツとのDPでは、喪失ヤードが266ヤードと守備陣が奮闘。要のOLBジャスティン・ヒューストンが2サックと気を吐いた。一方のペイトリオッツ守備は、レギュラーシーズンで同21位。それでもパス守備21位に対して、ラン守備が11位。ロサンゼルス・チャージャースとのDPでも相手のランをわずか19ヤードに封じた。チーフスとしては、DPで129ヤード、3TDを記録した新人RBソニー・ミシェルの足を封じることが勝利への近道か。ペイトリオッツは、ミシェルの地上戦でボールをコントロールしつつ、QBブレイディのショートパスでリズムを掴みたい。

 両チームがポストシーズンで対戦するのは2度目。前回は2016年のDPでホームのペイトリオッツが27対20で勝利した。しかし、冒頭でも触れた通り、今度はチーフスの本拠地が決戦の場。ポストシーズンを含む通算対戦成績は、チーフスが18勝15敗3分と勝ち越している。チーフスはホームで15シーズンぶりのCCを戦う。一方のペイトリオッツは、8年連続でCCに駒を進める常勝チーム。勢いと若さが、経験と熟練を上回るのか。それともその逆か。

なお解説は、アメフト日本代表の監督経験がある東大の森清之ヘッドコーチ、実況は、日本テレビアナウンサー佐藤義朗が務める。