卓球の全日本選手権が開かれている大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で19日、昨年10月に引退を表明した福原愛さん(30)の特別功労賞の表彰式があった。長年にわたる卓球界への貢献をたたえ、日本卓球協会から500万円が贈られた。

 福原さんは、幼いころから「泣き虫愛ちゃん」とテレビで幾度となく取り上げられるなど、卓球のイメージアップに多大なる貢献を果たした。また選手としても、全日本選手権女子シングルスを2012、13年に連覇。五輪には2004年アテネ大会から4大会連続で出場し、12年ロンドン大会で銀メダル、16年リオデジャネイロ大会で銅メダルをいずれも団体で獲得した。

 今春には第2子が生まれる予定とあって、おなかはややふっくら。表彰を受け、大勢の観客に「私にとってリオ五輪が最後の大会となり、引退試合などがなく、皆様にごあいさつする機会がなかったので、今日このような場を頂き、とてもうれしく思います」とあいさつした。

 さらに、「3歳から26年間、生意気な時も、なかなか結果が出ない時も、けがをしてしまった時も、どんな時も温かく見守り、励まし、応援し続けてくださり、本当にありがとうございました。日本中の皆様に育てて頂いたからこそ、今日のような賞を頂くことができました。この賞を糧に卓球界、スポーツ界に貢献できるよういろいろなことに挑戦し、努力していきたいと思います。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」と感謝を込めた。