9月20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のオンラインでの一般向けチケット先着販売が19日に始まった。日本戦など人気カードの今回販売分が完売するなど、注文が殺到した。

 チケットは全体で約180万枚で、これまでに開催自治体住民向けや抽選によるファン向けの先行販売などで120万枚近くを売り上げた。この日の一般向け先着販売は午前10時からだったが、関係者によると、応募開始直後に10万人以上が待機したという。全48試合のうち、1次リーグの日本戦4試合や決勝のほか、岩手県釜石市、埼玉県熊谷市、大阪府東大阪市、福岡市などでの試合が次々と在庫切れになった。収容人数の多い静岡や大分、熊本などの会場は19日午後5時現在で空きがあった。今回の販売は3月末までで、海外で売れ残った分などが5月に売り出される。

 大会組織委員会調べによる大会認知度は昨年10月の段階で全国平均68・3%。全国的な盛り上がりが十分と言えない中でもチケット販売が好調な理由について、大会組織委員会は、海外ファンの注文が想定以上だったこと、国内売り上げの半数以上を日本協会のファンクラブ会員などコアなラグビーファン以外の層が占めたこと、1人が複数試合分の6枚以上を購入するケースが多いこと、の3点を挙げた。(野村周平)