卓球の全日本選手権は19日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で男女シングルスがあり、女子準々決勝で14歳で世界ランク85位の木原美悠(エリートアカデミー)が、同12位の佐藤瞳(ミキハウス)を4-3で破った。中学2年生での準決勝進出は、2007年の石川佳純(当時・四天王寺羽曳丘中2年、13歳11カ月)以来2人目。20日の準決勝では、森さくら(日本生命)と対戦する。

 木原は今年の全日本選手権5回戦で、一昨年の覇者・平野美宇(日本生命)を破って勢いに乗った。この日の準々決勝でも、カット主戦型の実力者の佐藤に1-3とされたが、第5ゲームから3連続で奪って逆転した。試合後、「手が震えている。(ジュニアでなく)一般でベスト4なんて信じられない。現実でないみたいです」と振り返った。

 兵庫県明石市出身。4歳から卓球を始め、父が開く卓球教室で基礎を学んだ。小1、2の時に全日本選手権バンビの部(小2以下)を連覇。同カブの部(小4以下)では小4で優勝した。中学入学と同時に、メダリストの卵を育てる「エリートアカデミー」に入った。東京都北区にあるナショナルトレーニングセンターで寄宿生活を送っている。

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 全日本選手権の女子準決勝には、ともに高校3年生で18歳の伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)も進出。ダブルスでペアを組む2人が、準決勝で直接対戦する。男子は2連覇を目指す中学3年の張本智和(エリートアカデミー)が、リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの吉村真晴(名古屋ダイハツ)を4-0で破り、準決勝に進んだ。