ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は18日、山形市のクラレ蔵王シャンツェ(HS102メートル)で個人第8戦があり、平昌(ピョンチャン)五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が92メートル、94メートルの203・5点で、3試合ぶりの表彰台となる2位に入った。優勝はダニエラ・イラシュコ(オーストリア)で今季2勝目、通算15勝目を挙げた。伊藤有希(土屋ホーム)は9位、岩渕香里(北野建設)は15位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)が19位、丸山希(明大)が24位だった。

■表情晴れず「一歩ずつ前進を」

 3試合ぶりの表彰台にも、高梨の表情は晴れなかった。「今季は調子が良くないが、一歩ずつ前進していけるように気持ちを切り替えていきたい」

 2位につけて臨んだ2回目。風がめまぐるしく変わり、一度はスタートを待たされた。ただ、課題のアプローチは崩れず、94メートルまで伸ばし、順位を保った。

 五輪翌シーズンの今季は「挑戦」と位置づけ、いろいろなことに取り組んできた。だが、それがジャンプを狂わせ、先週の札幌大会では今季ワーストの11位と8位。蔵王入りしてからも試行錯誤している。「自分に合うものを見つけているが、これかな、というジャンプになったかな」。おぼろげながら、出口は見えつつあるのかもしれない。