ラグビー・トップチャレンジ(TC)リーグ7位だった釜石シーウェイブス(SW)は5日、釜石鵜住居復興スタジアムで下部リーグのトップウエスト1位の中部電力との入れ替え戦に臨み、41―7で快勝した。SWは、ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催の年にTCリーグ残留を果たし、地元ファンの希望をつないだ。

 高い球はすべて流される強風の中、コイントスで勝ったSWの小野航大主将は不利な風下側をあえて選んだ。前半は「戻されてくるだけ」の高さのあるキックを封印。自陣の深いところで球を保持する時間が長くなっても「我慢で好機を待つ」ことで全員が意思統一できていたからだ。

 得意のセットプレーで前進し、ゴール前のパワープレーで押しまくる戦術が功を奏した。立ち上がり8分でモールを抜け出したホラニ・龍シオアペラトゥー選手が、すがりつく相手選手を引きずりながらゴールに倒れ込んで先制。リズムに乗った。