大阪・花園ラグビー場で開かれている第98回全国高校ラグビー大会で、東福岡は5日、桐蔭学園(神奈川)と対戦した。昨春の全国高校選抜大会の雪辱を期し、FW陣の奮闘で一時はリードを奪ったものの、38―46で惜敗。前回と同じく準決勝で姿を消した。

 東福岡は前半、ミスから逆襲されるなど終始リードを許し、17―24でハーフタイムに入った。主将の福井翔選手(3年)を中心にFW陣が集まった。「このままではだめ。後半はモールでいこう」。小さいと言われてきたチームだが、磨いてきた技を選んだ。

 試合の流れが変わったのは後半4分。相手陣25メートル付近のラインアウトからモールをつくると、じりじりと押し込み、最後は中央へ福井主将がトライ。雄たけびを上げ、仲間と抱き合った。「鍛えてきたプレーで決められる自信があった」。ゴールで同点に追いついた。後半21分にも、モールから福井主将がトライを決めた。