南米大陸最高峰をめざし、アルゼンチン入りしたプロスキーヤー三浦雄一郎さん(86)は現地時間の4日午前、メンドサ市内の州立公園事務所でアコンカグア(標高6961メートル)の登山許可を申請し、認められた。

 事務所内に貼ってあったアコンカグアの地図を食い入るように見つめていた三浦さん。同じ便でアルゼンチン入りした次男の豪太さん(49)、貫田宗男さん(67)と、3日夜に合流した大城和恵さん(51)の遠征隊員3人とともに、手続きを終えると、「いよいよこれで公式に山に入れます」と笑顔を見せた。三浦さんと知って写真撮影を求める外国人登山客もいた。

 三浦さんはメンドサに着いてから一晩を過ごしたことで「だんだん時差ぼけも直りつつある」と話した。

 午後には標高約700メートルのメンドサを離れ、標高約1900メートルのまちウスパジャータに入った。(金子元希)

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 現在アルゼンチン入りしている金子元希記者は、ベースキャンプ(標高4200メートル)まで三浦さんに同行し、そこから86歳の挑戦を報告します。最高5752メートルの登山歴があり、三浦さんとの登頂を検討していましたが、出国前に医師らと相談し、現在の体調などを考慮しました。