第98回全国高校ラグビー大会(大阪・東大阪市花園ラグビー場)の2回戦で、島根代表の石見智翠館は30日、尾道(広島)に22―7で勝った。1日の3回戦でAシードの桐蔭学園(神奈川)と対戦する。

 重量FWが接点で強さを発揮し、密集でのボールの争奪で優位に立ち、BKと一体となった連続攻撃で前半でペースをつかんだ。9分に相手ゴール前の密集から松井那智選手が持ち出し、先制トライを決めた。21分にも追加点を挙げた。

 後半は開始早々、尾道に空きスペースを突かれて7点を返されたが、13分にスクラムからBKに展開して森淵京也選手がトライ。21分にもトライを奪って突き放し、終盤の尾道の反撃を厳しいタックルでしのぎ切った。

 この試合で2トライを決めたBKの佐藤友亮選手は「相手の位置が見えていたのでボールをもらった瞬間にいけると思った。リードを広げられてうれしかった」と汗をぬぐった。俊足を生かして初戦の秋田中央(秋田)戦でも得点を挙げており、チームを勢いづけている。「自分もチームも調子はいい。次もみんなで勝ちたい」(杉山高志)