3年前、ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表が強豪・南アフリカから大金星を挙げた一戦に、胸を躍らせた野球少年がいた。本郷高校に進んでラグビーを始めた。28日、全国高校ラグビー大会が開かれている大阪・花園ラグビー場のフィールドに立った。

 午前10時、本郷は東京第2地区代表として1回戦の尾道(広島)戦に臨んだ。尾道がスピードを生かしたプレーでトライを重ねたのに対し、本郷はミスが目立つ。ナンバー8島田耕成主将(18)は「自分たちのプレーをしよう」と仲間たちに声をかけ続けた。

 後半20分すぎのスクラム。それまでのスクラムは押され気味だったが、今度は逆に一気に押し込んだ。ボールを出して展開しようとした尾道はたまらず反則。本郷は連続攻撃をしかけてトライをもぎ取ったが、12―40で敗れた。