第98回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕。3年ぶりに全国出場した県代表の魚津工は1回戦で鹿児島実と対戦し、14―45で初戦敗退を喫した。

 魚津工の選手は初めて花園の芝を踏むメンバーばかり。緊張感からか、県大会の時のようなディフェンスの鋭さが影を潜めた。5年連続出場の鹿児島実の俊足バックスに縦横に走り回られ、前半8~20分の12分間に5本のトライを立て続けに奪われ、0―33で折り返す。

 ハーフタイムで「前に出よう」と声を掛け合った後半は、するどいタックルによるボールの争奪戦が互角に。ゴール前に攻め込んだラックから、16分にはスタンドオフの高瀬遊介主将(3年)が、26分にはナンバー8の河尻龍世選手(同)がタックルをはね飛ばしてトライを決め、後半だけなら14―12と鹿児島実を上回る意地を見せた。