(23日、フィギュアスケート全日本選手権・女子15位)

 納得いく内容ではなくても、本田真凜(JAL)は笑顔で演技を終えた。「スケートを楽しんでできたんじゃないかなと思います」。

 今季苦しんできたジャンプにこの日もミスが相次いだ。3回転サルコーが2回転になったり、2回転半が1回転半になったり。ただ、2日前のSP18位で吹っ切れたという。元々、米国に拠点を移して、2、3年計画でスケートを作り直している最中だ。ラファエル・アルトゥニアン・コーチからも「この1年間の試合は、うまくいかないよ」と言われていたシーズンだった。

 「それでもやっぱり、自分の中では『うまく滑りたいな』っていう気持ちがあって、焦りの部分もあったんです」と本田。だが、もう迷わない。「コーチを信じて、開き直って来季に向けてまた頑張っていきたい」。練習では、少しずつ目指すスケートができ始めているという。「もう少し時間が必要。(現状から)逃げることはしたくない。来年の全日本では笑えるよう、一日一日大切にスケートと向き合っていきたい」