27日から大阪・花園ラグビー場で開催される第98回全国高校ラグビー大会で、佐賀工業は37年連続47回目の出場を決めた。前回大会では3回戦敗退と悔しい思いをした。今回はベスト8以上を目標に、保護者たちの温かい支援や強力な外部アドバイザーの指導も受け、練習に励む。

 今月中旬、選手たちが練習を始める午後5時ごろになると、約10人のお母さんたちがグラウンド脇にある調理場に集まり始めた。食事で、選手をサポートするためだ。練習のある日は毎日集まり、日替わりのメニューを作る。3年間で10キロ体重が増えた選手もおり、力強い支えになっている。

 この日のメニューは豚そぼろ丼。食材は米5升にひき肉6キロ。マネジャーを含め61人の部員が練習後に食べる料理を、2~3時間かけて作り上げる。炊き出しをする黒尾丸英子さんは「毎日グラウンドで汗を流す選手たちを見られてうれしい。花園で一日でも長く選手たちが戦えますようにと気持ちを込めて作っています」と話した。