3月に青森市であったカーリングの混合ダブルス日本選手権で、事前の組み合わせ抽選後にインターネットテレビ局の要望を受けた日本協会がシート(試合場所)と試合順に変更を加えていたことが11日わかった。対戦相手は変えなかったが、選手には変更後の組み合わせだけを伝えた。協会幹部が朝日新聞の取材に明らかにした。

 協会によると、選手から申し立てを受け、協会のコンプライアンス委員会が調査した。協会幹部は「抽選の決定について、これまできちんとした決まりがなかった。変更しても影響がないと協会が言っても、そうは思わない選手もいる。(選手に)配慮が足りなかった」と説明した。協会は10月21日の理事会で、変更を判断した競技委員長に対し、協会への連絡が遅れたなどとして指導の処分を科すことを決めた。今後、メディアから要望があれば、シートと試合順のみ変更する場合があることも決定した。大会要項などに明記するという。