埼玉県東部の埼葛地区でスポーツ推進委員がルールを定めた球技「さいかつぼーる」が、県境を越えてじわりと普及している。ネットを挟み、動きが予想しにくい変形ボールを打ち合う競技。老若男女が同じコートでプレーでき、笑顔で終わるのが人気の理由のようだ。

 バドミントンのダブルスのコートを使い、1チーム5人で戦う。相手が打ち込んできたボールは必ず床でワンバウンドさせ、その後にバレーボールと同じように3タッチで相手コートに返す。

 使う球はビニール製の「ふらばーる」。弾んだ後の動きが特に変化に富み、力まかせのアタックははね上がり、かえって処理しやすくなる。ボールを拾いまくって粘りに徹すれば、勝利が転がり込むことも。