前クリーブランド・ブラウンズのジョニー・マンジールはいま、選手生命の危機に瀕している。といっても深刻な負傷ではなく、数々の不祥事による解雇であり身から出たサビとの声が絶えない。

大学フットボール界最大の栄誉である『ハインズマン賞』を史上初めて1年生で獲得、素行が問題視されながらもブラウンズから1巡目指名を受け入団したマンジール。だがプロ入りしてからも生活は乱れたまま、多くの問題を起こしNFLの悪童と呼ばれるようになっていった。

肝心のプレーでもクォーターバック(QB)としてはサイズが足りない。身長183センチのマンジールは、小柄な体格を機動力で武器に変えるモバイルQBとして期待されたが、NFLのレベルに達してなかったと過去2シーズンを見る限り結論づけなければならない。

加えてマンジールは現在、元恋人への暴行や薬物規定違反の問題を抱えている。もし仮に新たな所属先が見つかったとしても、薬物違反により開幕から4試合の出場停止が決定しており、暴行事件でさらなる追加処分が科される可能性もある。

テキサスA&M大学時代に活躍したマンジールには、解雇直後にダラス・カウボーイズ入りの噂が立ったこともあるがいまのところ実現してない。素行面で悪評が広まり、プレーでも際立ったところがないとなると、騒動の種と知ってまで獲得に乗り出す球団は現れるだろうか。

ジョニー・マンジール 参考画像(2015年11月15日)(c) Getty Images

ジョニー・マンジール 参考画像(2015年11月15日)(c) Getty Images