大相撲九州場所で10勝5敗と2桁勝利を挙げた琴奨菊が27日、故郷の福岡県柳川市を訪れた。市役所では金子健次市長に、2015年以来3年ぶりとなる九州場所での勝ち越しを決めたことを報告。「たくさんの声援をいただき、パワーになった」とファンへの感謝の気持ちを語った。

 懇談で金子市長は「2桁勝利を柳川のファンも喜んでいる。特に九州場所の後半は相撲が粘り強くなり、安心して取組を見られた。初場所も期待している」と激励した。

 年が明ければ35歳になる琴奨菊は「場所前に知人から、年齢とともに体は衰えていくが、心は無限で、限界を作るのも心だと言われた。それから新しい感覚が生じ、心に余裕を持って九州場所を迎えられた」と語った。次の目標については「三役復帰や優勝はもちろんですが、今の経験を生かし、親方として弟子を育てたい」と目を輝かせた。