大相撲の九重部屋(東京都墨田区石原4丁目)が2020年秋に葛飾区内に移転することになった。区有地を提供する東京都葛飾区が22日、発表した。区は、稽古見学や力士の地域活動への参加などで地域活性化につながると期待している。

 相撲部屋の誘致は、柴又2丁目に今年移転した東関部屋に続いて2例目。区は、来春から50年間、奥戸1丁目の区有地約510平方メートルを九重部屋に有償で貸し出す。

 青木克徳区長はこの日の会見で、国技館のある両国への交通の便が良いとアピール。「九重部屋とは、亡き先代親方の元横綱・千代の富士が区内の祭りや餅つきなどに来たこともあり交流があった。地元町内会も歓迎している」と話した。

 九重親方(元大関・千代大海)はビデオメッセージで「地域の皆さんは我々の稽古を見てエネルギッシュに生活し、我々も元気をもらって一生懸命相撲に打ち込みたい。よろしくお願いします」と語った。(有吉由香)