(16日、フィギュアスケート・ロシア杯女子SP)

 16日の女子ショートプラグラム(SP)の演技を終えた白岩優奈は表情を曇らせた。「練習ではちゃんとできているのに、試合で失敗するのはすごく悔しい」。冒頭のルッツ―トーループの連続ジャンプが、いずれも回転不足の判定。流れを失い、5位に沈んだ。「やっぱり気持ちの弱さかな」

 ロシア杯を当初滑る予定だった樋口新葉(東京・開智日本橋学園高)が、けがのため欠場。代替出場が発表されたのは、8日のことだった。「(4位に入った2週間前の)フィンランド大会みたいに調子は良くない」。わずかな調整期間で戦うのは16歳には酷だった。

 活動費の一部支援を求めて15日から始めたクラウドファンディングは、すでに1千万円を突破。声援の大きさを知っているだけに、「少しずつ進歩はしていると思うので、まずは明日(のフリーで)しっかりと落ち着いていけたら」と気丈に絞り出した。