アメリカンフットボールの関西学生リーグの最終第7節が17日、大阪・万博記念競技場であり、今季1部に復帰した近大が41―33で神戸大を破り、4年ぶりの勝ち越しを決めた。

 勝利を決定づけたのは元・高校球児が決めたインターセプトだった。「狙ったわけではなかったけど、勝手に体が動いてくれた」。近大の守備バック(DB)の田中祐大(1年、青森・八戸学院光星)が笑顔で試合を振り返った。第4Q終盤、自陣で田中が相手のパスを奪った。

 高校時代は、春夏の甲子園で3季連続準優勝などの実績を誇る八戸学院光星野球部。高3夏は背番号をもらい、レギュラーを争う実力者だった。だが、高校3年間で自身の甲子園出場はかなわず。大学では現在は近大アメフト部でプレーする高校の先輩に勧められて転向した。「頭を使う競技でおもしろそうだなと思った」。最初はタックルが怖かったが、先輩たちの指導でめきめきと上達していった。今ではチームに欠かせない選手となった田中は「いい形で終われた。来年は先輩になるので、もっといいプレーをして勝利に貢献したい」。(辻隆徳)