悪質タックル問題で今季公式戦の出場資格停止処分を受けた日大アメリカンフットボール部が17日、ブルズ、明治安田、富士ゼロックスの社会人混成チームと、処分後初の対外試合となる練習試合を横浜スタジアムで行った。

 日大は最上級生となる3年までの約70人のほぼ全員が出場。昨季の甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)で優勝した実力を発揮し、結果は51-6の快勝だった。タックル問題で部を一時離れた宮川泰介(3年)は、復帰して約1カ月半しか経っていないこともあり、出場しなかった。

 9月に就任した橋詰功新監督は「彼らはフットボールをするために集まっている。試合ができることに感謝し、モチベーションアップにつながった。一つの峠を越え、うれしい」と語った。

 橋詰監督は、オフェンスの新しい戦術を伝えるとともに、コミュニケーションを活性化させ、指導者に言われるがままだったチーム体質の変革も進めている。

 処分が解除されれば、来季は関東大学リーグの下位リーグで戦うことになる。橋詰監督は「次の一歩、次の一歩と、小さいことを積み重ねていきたい」と話した。(中小路徹)