フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、フィンランド大会の女子ショートプログラム(SP)が日本時間3日未明にある。シリーズ上位6人が進むGPファイナル(12月、カナダ・バンクーバー)への切符をかけて、神戸野田高3年の18歳、坂本花織(シスメックス)がヘルシンキのリンクを滑った。

 1日の公式練習では連続ジャンプで転倒し、後頭部を強打。「鈍くさいコケ方をした」と恥ずかしそうに頭をさすった。それでも、「最後は(リンクに)慣れた」。2位に入ったGPシリーズ第1戦のスケートアメリカ、全兵庫選手権に続いて3週連続の大会だが、「(疲れは)大丈夫」と笑った。

 視線の先にあるのは、GPファイナルだ。「勝ち抜いた本当に上位の選手しかいない。そういう空間で滑るのは、自分にとってもいい経験になる」。飛躍のためにも必要なステップという位置づけだ。

 今大会で上位に食い込めば、出場が見えてくる。だから、16歳の女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)にも気後れはしていない。「超す勢いでやって、ちょうど。『勝ったるぞ!』という気持ちで頑張ります」(吉永岳央)