現地10月30日、今季のトレードが締め切られた。ブラウンズからペイトリオッツに移籍したWRジョッシュ・ゴードンを皮切りに、今季は10人の選手がシーズン開幕後にトレードされた。WRジョッシュ・ゴードン9月17日ブラウンズ → ペイトリオッツ(…

現地10月30日、今季のトレードが締め切られた。

ブラウンズからペイトリオッツに移籍したWRジョッシュ・ゴードンを皮切りに、今季は10人の選手がシーズン開幕後にトレードされた。

WRジョッシュ・ゴードン

9月17日ブラウンズ → ペイトリオッツ(2019年ドラフト5巡指名)

第4週のドルフィンズ戦以降全試合に出場。第7週からは先発を勝ち取り、既に17捕球266ヤード2TDを記録している。

RBカーロス・ハイド

10月20日ブラウンズ → ジャガーズ(2019年ドラフト5巡指名)

今オフにブラウンズに移籍したばかりだが、ルーキーRBニック・チャブが52回走318ヤード3TDと台頭し、ハイドのラン回数は減少。ジャガーズはRBレオナード・フォーネットがハムストリングの負傷から復帰する目処が経ってないため、補強を必要としていた。

WRアマリ・クーパー

10月22日レイダース → カウボーイズ(2019年ドラフト1巡指名)

カウボーイズはWRデズ・ブライアントを今オフに解雇した影響からか、QBダック・プレスコットが不調。パス攻撃が29位と低迷している。

クーパーはレイダースQBデレク・カーのメインターゲットだったレシーバーだが、昨季は落球に悩まされた。カウボーイズパス攻撃の解決策となるか注目だ。

CBイーライ・アップル

10月23日ジャイアンツ → セインツ(2019年ドラフト4巡指名、2020年ドラフトの7巡指名)

アップルは2016年の1巡指名と期待されていたが。コーチ陣との口論の末、昨季17週のレッドスキンズを欠場。今季は足首の負傷で第3週と第4週を欠場。トラブルメーカーとしての側面を持っていた。

セインツでは移籍直後の第8週バイキング戦から先発。30対20の勝利に貢献した。

DTデイモン・ハリソン

10月24日ジャイアンツ → ライオンズ(2019年ドラフト5巡指名)

31位のラン守備を改善すべく、ハリソンを獲得。第8週のシーホークス戦から出場し、14対28 と敗れたが2ロスタックルと1QBサックを記録した。

Sハハ・クリントンディックス

10月30日パッカーズ → レッドスキンズ(2019年ドラフト4巡指名)

5年目のクリントンディックスが第8週の時点で27タックルと、昨季までの平均87.8タックルに比べるとペースが落ちている。しかし、3INTを既に記録しており、13位のパス守備を更に強化する見込みだ。

DEダンテ・ファウラーJr

10月30日ジャガーズ → ラムズ(2019年ドラフト3巡指名、2020年ドラフト5巡指名)

ラムズのDLは第8週時点でリーグトップの10QBサックを記録しているDTアーロン・ドナルドを擁する強力なユニット。しかし、DEのQBサックはマイケル・ブロッカーズとジョン・フランクリンマイアーズが1回ずつにとどまっている。2QBサックを記録しているファウラーの加入は大きい。

RBタイ・モンゴメリー

10月30日パッカーズ → レイブンズ(2020年ドラフト7巡指名)

昨季は2度肋骨への負傷があり8試合にしか出場しなかったが71回走273ヤード3TDを記録。しかし今季は第8週時点で26回走105ヤード1TDと大きく出場機会を減らしている。しかも、第8週ラムズ戦では試合終了間際にファンブルし、敗戦を決定付けてしまい、今のところいいところがない。

WRゴールデン・テイト

10月30日ライオンズ → ライオンズ(2019年ドラフト3巡指名)

9年目のベテラン、テイトは今季も7試合で44捕球517ヤード3TDを記録し、捕球数、獲得ヤード共にチームトップだった。テイトは今季が契約の最終年を迎えている。「難しい判断だったが、論理的に正しい判断だった」と、マットパトリシアヘッドコーチは説明した。

WRダマリウス・トーマス

10月30日ブロンコス → テキサンズ(2019年ドラフト5巡指名、7巡指名の指名順交換)

テキサンズWRウィル・フラーが第8週ドルフィンズ戦でACLを断裂。フラーはQBデショーン・ワトソンと出場した11試合で11TDを記録しているキープレイヤーだっため、補強が必要だった。

「ワトソンとプレーするのが楽しみ。レシーバーとしてモバイルQBである彼は大きな助けになる」と、トーマスは嬉しそうに語った