大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)を前に、二所ノ関一門が1日、連合稽古を開いた。旧貴乃花一門や無所属だった阿武松、錣山、千賀ノ浦、湊、大嶽の5部屋が加わり、総勢15部屋となってからは初。福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋の稽古場は、一部の部屋が不参加だったにもかかわらず力士がぎゅうぎゅう詰めの状態になった。

 関脇逸ノ城、小結貴景勝、平幕の貴ノ岩、阿炎、阿武咲、隆の勝、十両の貴源治が加わり、関取は総勢22人になった。阿武咲はさっそく大関高安と三番稽古をし、12勝11敗。「こういう稽古が自信につながる」と満足げだった。

 貴景勝、阿炎、阿武咲らは20代前半の期待の若手。尾車親方(元大関琴風)は「元気でいいじゃない。活気があって。ライバルとして稽古は競い合って、土俵を下りたら仲良くやってほしい」。新たに加わった阿武松親方(元関脇益荒雄)は「感慨深いですね。切磋琢磨(せっさたくま)して、良いニュースにしてもらえるように頑張らないと」と話した。

 元貴乃花部屋で千賀ノ浦部屋に移籍した貴ノ岩も初参加。足首のけが明けながら、「思ったより力が入った」と表情は明るかった。元横綱日馬富士を相手取った訴訟の取り下げ後、日馬富士側からは連絡は来ていないという。「一生懸命頑張ろうと思います」と気持ちを前に向けていた。

 横綱稀勢の里はこの日は土俵に上がらなかった。