障害者や健常者の垣根なく、スポーツを楽しんでもらおうと、新潟市北区の新潟医療福祉大学で21日、「小学生&障害者 合同陸上教室」が開かれた。小学生約50人と障害者3人が参加し、世界パラ陸上走り幅跳びの銅メダルの中西麻耶選手(33)と、新潟アルビレックスランニングクラブ(RC)所属の女子短距離の前山美優選手(22)からアドバイスをもらう時間もあった。

 中西選手が走り幅跳びの手本を披露すると、子どもたちからは「すげえ」と歓声があがった。中西選手は子どもたちに「ふみきりの前の見えない階段を駆け上るようなイメージで」とコツを教えていた。

 中西選手がこの教室に参加したのは、義肢装具士を目指す同大の学生との出会いがきっかけだったという。元々はソフトテニス選手で、高校時代にはインターハイに出たこともある中西選手。2006年、事故で右足を失ったが、「まだスポーツを続けたい」と陸上競技を始め、08年の北京パラリンピックに日本代表として出場した。「たとえ周りから反対されても、強い夢を持ち続けて欲しい」と子どもたちにエールを送った。