来年で創部20年を迎える京都明徳高校(西京区)のダンス部は3月、高校生のストリートダンス世界大会で、ヒップホップ部門の頂点に立った。部員は男女75人。強豪として知られるようになったのは、この10年ほどのことだ。指導する教諭はもともとダンス経験なし。生徒たちと一緒に手探りで練習してきた。

 保健体育教諭の岩倉真紀子さん(45)は2000年に顧問に就いた。それまではソフトボール部の監督。ダンス部の顧問が退職することになり、「なり手がいなくて断れなかった」と振り返る。

 結果を出そうと生活指導も含めて厳しくすると、2カ月の間に半数近くが退部してしまった。残った10人弱と2年かけて、ステップの基礎を独学で練習した。