第98回全国高校ラグビー青森県予選会の決勝が28日、青森市の県総合運動公園であり、青森北が青森山田を40―0で下して8年連続20回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12月27日から大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開かれる。

 青森北が終始攻撃の手を緩めず、計6トライで圧勝した。前半3分、左センターの本間智貴(3年)が先制の独走トライ。27分にもゴール前のラックから持ち出してトライを決めた。フッカー野呂龍矢(3年)も2トライの活躍を見せた。

 猛攻の口火を切った本間を、長谷川均監督は「攻守ともにチームを引っ張る存在」と評する。相手のタックルを寄せつけない突破力と低く鋭いアタックで、存在感を見せつけた。

 「直前練習の成果が出た」と笑顔で話すのは本間と同じく2トライの野呂。決勝に備え、相手フォワード陣の突破コースを研究し、全員で声をかけ合って守備意識を共有する練習を徹底。無失点で優勝に花を添えた。

 攻撃面では得点機にペナルティーでチャンスを逸するなど、課題も残した。野呂は「鍛え直して、花園初戦突破を目指す」と意気込んだ。(仲川明里)