インドネシアで今月あった障害者スポーツ「アジアパラ競技大会」の卓球に出場した八代市職員の垣田斉明(かきたなりあき)さん(34)が23日、同市鏡町の鏡支所で中村博生市長に成果を報告した。個人戦はベスト8でメダルに届かなかったが、団体戦で強豪の中国勢に勝ち、日本代表チームとして初の金メダルを獲得した。

 垣田さんは市の全職員が応援してくれたことに感謝を述べ、「東京パラリンピックへの出場権をまだ得られたわけではないが、それを目指して今後ともがんばりたい」と抱負を語った。中村市長は「金メダルを取れたことで気持ちが高まる。個人戦の悔しさを胸にがんばってもらえれば、東京パラへの出場権を取れるだろう」と励ました。

 垣田さんは右肩から指先にかけてマヒが起きる障害があり、立った姿でプレーする「立位」の部門で障害の程度が最も軽い「クラス10」。団体戦は2人がペアを組んでダブルス、シングルス、シングルスの順番で試合をし、2勝した方が勝ちになる。世界ランキング24位の垣田さんは「来年5月までの国際大会でいい成績を残し、ランキングが10位以内に入れば東京パラに出場できると思う」と語った。(村上伸一)