スピードスケートの今季開幕戦となるジャパンカップ第1戦が19日、長野市のエムウェーブで始まり、平昌冬季五輪金メダリストの小平奈緒選手(32)が登場した。女子500メートルでの世界新記録を今季の目標に掲げる世界女王は「常に進化していける日常を送っていきたい」と力強く語った。

 日本選手団の主将を務め、500メートルで金、1000メートルで銀メダルを獲得した平昌の感動から8カ月。長野県茅野市出身の小平選手が地元長野で新しいシーズンをスタートさせた。この日の500メートルは最終組で登場。平昌で金、銀、銅のメダル3個を獲得した高木美帆選手(24)を抑え、37秒78のタイムで初戦を制した。小平選手は「タイムはまずまず合格点。11月から海外選手と競い合うなかで、(感覚を)徐々に思い出していければいい」と話した。

 平昌で金メダル2個を獲得した高木菜那選手(26)も3000メートルに登場。観客席には五輪メダリストのそろい踏みを楽しむファンの姿が見られた。長野県安曇野市から夫婦で訪れた上條勝さん(70)は「平昌で感動をもらった小平選手のレースを生で見てみたかった。やっぱり速いね」と笑顔だった。

 ジャパンカップ第1戦は21日まで。26日からは同じくエムウェーブで、ワールドカップ代表選考を兼ねた全日本距離別選手権が行われる。(津田六平)