視覚障害者のスポーツ「ゴールボール」のフィンランド代表が2020年の東京パラリンピックに向けた事前キャンプを邑南町で開くことを決めた。フィンランドの視察団と町が14日、同町で覚書を結んだ。キャンプは同年春の予定。県によると、五輪も含め、県内で海外チームの事前キャンプが決まったのは初。

 ゴールボールは、目隠しをして鈴の入ったボールを転がし、相手ゴールを狙う競技。町によると、フィンランドは男子がロンドンパラで金メダルを獲得した強豪。東京への出場も有力視されているという。

 「日本一の子育て村」を目指す邑南町は3年前にパラリンピック合宿招致推進室を立ち上げ、教育・福祉の先進国でもあるフィンランド代表の招致を目指してきた。フィンランドの選手ら6人で来日した視察団は「競技や宿泊施設に加えて、町民の方から歓迎を受けているのを実感した」。

 練習会場は同町淀原の町健康センター元気館が使われ、町民との交流もある。町生涯学習課の大橋覚課長は「ここからが本当のスタート。町民の方と盛り上げていきたい」と話した。(内田快)