10月7日、富士通スタジアム川崎で行われた富士通フロンティアーズとオービックシーガルズの一戦は、31対28で富士通が勝利。5連勝を挙げた。

第4節終了時点で60回走752ヤード11TDを記録したRBトラショーン・ニクソン(ニューメキシコ大)が攻撃を牽引していたが、第4節のノジマ相模原ライズ戦で右足を負傷。コンディションが悪いことは目に見えて明らかだった。しかし、ニクソンに代わって攻撃を牽引したのがQBマイケル・バードソン(マーシャル大)だった。

10対14とオービックにリードされて迎えた前半残り16秒にバードソンがWR福井雄哉(武蔵)に29ヤードのTDパスをヒット。17対14とリードして前半を折り返した。第3Q3分10秒にニクソンが1ヤードTDランで追加点を挙げるが、オービックQBスカイラー・ハワード(ウエストバージニア大)の2TDランを奪われ、24対28と再逆転を許した。しかし、バードソンははWR中村輝晃クラーク(日大)へのパスでゴール前32ヤードまで前進すると、第4Q1分15秒に自らのQBスクランブルで31ヤードTDランを挙げ、決勝点とした。

21投15回成功205ヤード1TD被INT1と、バードソンはこれまでの5試合中、最も多くパスで前進した。

「チームを勝利に導くことが最も重要です。パスを投げることは好きなので今日の試合は楽しかった。今年初めてリードを許す展開でしたが、逆転勝利はチームに自信を付けます。進化するきっかけにもなるのでとても嬉しいです。最後のスクランブルによるTDは前が空いているのが見えたので走りました。体が大きいので初速はありませんが、スピードに乗ると私は速いですよ」

普段は落ち着いた対応の多いバードソンだが、逆転勝利に少し興奮しながら満足げに試合を振り返った。

ハドルマガジン10月号Vol.46ではXリーグと東西学生ディビジョン1の注目QB30人を紹介しています。ご購読はこちら。