(8日、フィギュアスケート近畿選手権)

 女子ショートプログラム(SP)で4位だった白岩優奈(関大ク)が、フリープログラム(FP)で126・75点を出し、合計181・60点で優勝した。試合後、「まだ全日本では通用しない」と気を引き締めた。

 「昨日よりジャンプが安定し、落ち着いて跳べた」と、SPでは不発に終わった連続ジャンプを冒頭で決め、出来栄え点(GOE)で加点をもらえる評価も得た。一方、後半に跳んだ連続ジャンプは一つ目の3回転サルコーで回転不足を取られた。「次の大会では、回転不足を取られないようにしたい」と、反省点にあげた。

 表現力にも力を注いできたという白岩。練習拠点の関大では、高橋大輔や宮原知子といった、トップスケーターと練習をともにする。「素晴らしい表現者が身近にいるので、刺激をもらい、いいところを吸収していけたら。全日本では(自分も)表現者と言われるくらいしっかり練習を積みたい」と意欲を示した。

 近畿でトップに立つも、見据えるのは全日本。グランプリシリーズにも出場予定の16歳は、「点数的にまだまだトップに及ばない。スピンやステップなどでGOEをもらえるよう、頑張っていかないといけない。(表現も)まだまだ進化の途中」と、成長を誓った。(高岡佐也子)