障害者スポーツの総合大会、インドネシア・アジアパラ大会が6日、開幕した。2020年パラリンピック・東京大会までにアジアで開かれる最後の総合大会に、43カ国・地域から約2800人の選手が、陸上や水泳、車いすテニスなど18競技に参加する。大会は13日まで。

 ジャカルタのブンカルノ競技場で6日夜、開会式が行われたが、準備不足は否めなかった。開幕前日の5日になっても、8~9月に行われたアジア大会のマスコットをパラ選手の写真と入れ替える作業などが街中では続けられた。

 競技の詳細日程もなかなか公表されなかった。開会式に先立って6日に予選がスタートした卓球の井上全悠(まさちか)選手(23)=山陽学園大職=は、北朝鮮選手との初戦に勝った後、「日本を発った3日に、6日に試合があると知らされて。調整もままならず、どっと疲れました」と苦笑した。公式ホームページでは、どの選手がいつ出場するか、開幕当日も出ていなかった。

 迎えた開会式。8月のアジア大会では5万人超の観客が来たが、この日は空席が目立った。

 300人超の日本選手団の主将は水泳の鈴木孝幸選手(31)=ゴールドウイン=で、旗手は陸上の前川楓(かえで)選手(20)=チームKAITEKI=が務めた。鈴木主将は「東京を見据えた重要な大会になる。個人としてはより良い色のメダルを取ること。そして次につなげるプロセスをしっかりすること」と意気込みを語った。(国吉美香)