下肢に障害のある人がアイスホッケーをできるようにした「パラアイスホッケー」で今年8月、西日本初のチーム「ロスパーダ関西」が誕生した。国内では5チーム目。活動拠点が増えて競技の裾野を広げつつあり、有望選手の発掘、さらには2022年北京パラリンピック出場へと、関係者は期待を膨らませている。

 9月末の土曜日の早朝、ロスパーダ関西が拠点とする「ひょうご西宮アイスアリーナ」(兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目)に、兵庫、大阪、滋賀の小学生から30代まで十数人の選手たちが集まった。

 「周囲をよく見て」とアドバイスが飛ぶなか、選手たちがリンクを動き回る。競技歴約2年のキャプテン、浜本雅也さん(25)は「スピード感があって、激しい競り合いはほんまに魅力があります」と熱っぽく語る。