日本時間27日、AFC U-16選手権のグループリーグ3戦目となるU-16マレーシア戦が行われ、U-16日本代表が2対0で勝利。グループリーグ通算2勝1分とし、首位で準々決勝進出を決めた。

他会場の荒天の影響で、試合が翌日に延期になるというアクシデントに襲われたU-16代表だったが、イレギュラーな事態をものともせず、最後までたくましく戦った。

勝てば文句なしの1位通過、引き分けでも2位以内が確定する日本は2戦目からスタメンを9人変更。GK山田大樹、DF角昂志郎、キャプテン半田陸、鈴木海音、中野伸哉。中盤に横川旦陽、成岡輝瑠、中野瑠馬、荒木遼太郎。2トップに西川潤と唐山翔自が入る、4-4-2でスタートした。

前半の日本は中野瑠馬のミドルシュートを始め、中野伸哉のクロスボールに対し、2トップの一角に入った唐山翔自がニアサイドに走り込んで頭で合わせるなど、ゴール前の場面を作り出す。

そして前半37分、スタメンに起用された唐山が決定機で躍動する。マレーシアのクリアボールを拾った横川のコントロールが大きくなり、ボールはペナルティエリアに流れる。そこにいたのが唐山。マレーシアの選手と競り合いながら、体を入れ替えてマイボールにすると、ゴール正面から右足を一閃。強烈なシュートをゴールに突き刺した。

1点リードした日本は後半27分、角に替えて三戸舜介を投入。後半38分には荒木に替えて中野桂太、後半42分には中野瑠馬を下げて植田啓太を入れるなど、選手を入れ替えながらリードを守っていく。

このまま試合終了かと思われた、後半アディショナルタイム。相手のボールを鋭い出足でインターセプトした成岡がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリアの外から右足を振り抜く。クロスバーに当たって跳ね返ったボールがゴールキーパーの背中を強襲し、勢いそのままにゴールイン。試合を決定づける2点目を奪い、開催国のマレーシアを2対0で撃破した。

この結果により、グループリーグ2勝1分で首位通過を果たした日本は、30日の準々決勝でグループBの2位オマーンと対戦する。勝てばU-17W杯出場権獲得、負ければ即終了のノックアウトステージは、30日17時30分より、CSテレ朝チャンネル2で生中継される。