オリックス―楽天22  3回オリックス無死満塁、T―岡田が右翼線に2点二塁打を放つ=京セラドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€ オリックスのT-岡田が18日の東北楽天戦で殊勲の勝ち越し打を放った。 先発の松葉が2回に3点を失う苦しい展開と…

オリックス―楽天22  3回オリックス無死満塁、T―岡田が右翼線に2点二塁打を放つ=京セラドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€


 オリックスのT-岡田が18日の東北楽天戦で殊勲の勝ち越し打を放った。

先発の松葉が2回に3点を失う苦しい展開となったが、すぐさま反撃に移った。3回裏3回、東北楽天の先発・安樂を捉え、宗、福田、ロメロの3連続タイムリーで同点に追い付くと、さらに満塁のチャンスでT-岡田のバットが火を噴いた。代わった菊池からライト線に勝ち越しのタイムリー2塁打を放ち、一気に試合をひっくり返して見せた。

「みんなつないでくれたので、来た球をしっかりいこうと思って打席には入りました。決して納得のいくバッティングではないですけど、いい所に飛んでくれてよかったです」とT-岡田。昨季31本塁打を放ち、さらなる飛躍が期待されたプロ13年目だったが、不振に喘いで最近はスタメンを外れることも多く、この日は5試合ぶりのスタメンだった。今月9日以来のヒットが決勝打となり、「欲を言えば、もっと打ちたい気持ちはありますが、今日に関してはいい場面で打てて良かったです」と控えめに喜んだ。

ホームゲームでは、アーリーワークを欠かさない左の大砲が、苦しみながらも結果を出した。「まだまだ満足はできませんが、また明日、いい形で試合に臨むだけです」と残り少ないシーズンでしっかり存在感を示してもらいたい。