 楽天―日本ハム20  3回楽天無死、藤田が左越えに本塁打を放つ=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】 東北楽天の藤田一也が8日の北海道日本ハム戦で約1ヵ月ぶりに1軍復帰。いきなり3安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。 8月3日の…

 楽天―日本ハム20  3回楽天無死、藤田が左越えに本塁打を放つ=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


 東北楽天の藤田一也が8日の北海道日本ハム戦で約1ヵ月ぶりに1軍復帰。いきなり3安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 8月3日の千葉ロッテ戦で3塁にヘッドスライディングをした際、左胸を強打し途中交代。その後病院で検査を受けると、左第5肋骨骨挫傷と判明。復帰まで1カ月を要することになった。ケガも完治し、この日が復帰戦となった藤田は、いきなり「6番・セカンド」でスタメン出場。第1打席では相手の先発・上沢直之のストレートを弾き返し、大量点の足がかりとなるヒットを放つ。この1本で勢いに乗った藤田は続き第2打席で、高めのストレートを逆方向へ。レフトポール際に向かった打球はそのままスタンドインし、6月17日以来となる第4号ソロとなった。5回の第3打席でもヒットを放った藤田は、今季2度目の猛打賞をマークした。チームも3回までに奪った9点を投手陣が守り抜き、9対4で勝利。連勝を3に伸ばした。

 先制ホームランの内田靖人と一緒にお立ち台に上がった藤田は「前を打つ内田選手が勢いを付けてくれた」と、期待の若手を称賛。ホームランについても「僕もビックリしていますけど、ファンのみなさんが一番ビックリされたんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。「ベテラン陣の居場所がなくならないようにしっかり結果残す」と話す藤田。チームが若手中心の起用となっているが、残り少ない試合でもベテランらしい仕事をしてくれるに違いない。